社会はたくさんの職業で溢れていますが、何を重視して就職したのか覚えていますか?
私は家庭の事情により、働かざるを得ない運命だったため、高校卒業と同時に就職しました。
「自分に合うだろうな、ちょっと楽しそう」
と思い福祉の道へ進みました。
就職してからは、題のように”残業したくない”と思うほどの残業はなく、仕事自体は過酷ですが、そのようなストレスはなかったです。
残業したくないと思うということは、仕事量や仕事内容的に時間内に退勤できない日が多いのでしょう。
この記事では”残業がしたくない”など悩みを抱えている人の、仕事への向き合い方や仕事を選ぶ時のポイントについてまとめてみました。
就職する会社を選ぶ時に譲れない条件!!
一旦ここでは残業についての考えは置いておきます。
社会人として仕事を続けていく中で、自分がどこに重きを置くかを考えておく事が大切ですよね。
私の場合、高卒で働ける場所と言う括りでしか職業を選べませんでした。
高校から就職する際、職場見学をするのですが、私は3件工場の見学に行きました。
最後に1件だけ介護施設の見学に行きました。
工場の見学に行った事には理由がありました。
それは高校時代サービス業でのバイト漬けで、土日祝や世間で言う長期休暇を楽しめなかったからです。
工場に就職すれば、そのような休みがしっかり貰えると考えていました。
最後に1件だけ介護施設を見学したのは、よく覚えていませんが、少し興味があったのかもしれません。
私は、おじいちゃんおばあちゃん子で、お年寄りの方と接するのが苦ではなかったのと、見学の時に楽しそうと思った事で就職を決めました。
機械と睨めっこするよりかは人と関わる方が、自分に合っていると直感的に感じたことも介護職を選んだ理由です。
このように就職や転職する時には必ず、自分の中でポイントとする条件がありますよね。
ここで、自分と向き合う事が大切になってきます。
- 仕事に対してのモチベーション
- 得意な事を生かせる仕事
- 給料が高い
- 年間休日が多い事や福利厚生
- 残業の有無
自分は仕事に対して何を1番優先したいかで、その先の選択が変わります。
しかも、優先順位は生活環境の変化や年齢によっても大きく変化していくのです!
働き始めるまでに考えていた
「給料が高い所がいい!!」
と思う気持ちが、いざ働いてみると
「給料が低くても休みが多い方がいい」
そんなふうに気持ちが変化したことはありませんか?
結局は、実際に働いてみないと分からないことってたくさんありますよね。
誰でも気持ちは変わりゆくものです。
不安に思わず、その時の自分の気持ちを整理して考えていきましょう。
悩んだり、迷ったりする時は家族や友人、信頼できる人に相談してみましょう。
- 通勤時間が短い
- 縛りがなく自由度が高い職種
- 残業がない
- 有給が取れる
- 給料が高いよりかは、楽しくコミュニケーションが取れる職場環境
- 新しい知識やスキルが身につく職種
このように、自分が譲れない条件をリストアップする事で職業を絞っていきましょう。
全てを満たす事は出来なくても、納得のいく職業を見つけやすくなります!
残業が多い職業、少ない職業TOP5
そもそも残業がしたくない人は、残業が多い職種を避け就職することが、手っ取り早く自分にとってのストレスを解消できる方法だと私は思います!
残業がしたくないと悩んでいる人は、過重労働を強制されているブラック企業で働いている方が多いように思います。
プライベートを重視している人も残業は避けたいでしょう。
それが例え、したくてしたくてたまらなかった仕事だとしても、過重労働が続けば憂鬱になってきますよね。
逆に、ホワイト企業で働いている人ほど、残業したいと考える傾向にあります。
この職場環境でもっと上まで上り詰めたいと思えるのでしょう。
働いてみないと分からないと言うのも事実ですが、残業したくないのであれば、そもそも残業が多い職種は避けるよう下調べを徹底する必要があります。
ここからは、残業が多い職業を5つみていきましょう。
- 施工管理
- 食品メーカー
- プロディーサー、ディレクター
- IT関連
- サービス業
施工業は断トツで残業が多い職業でした。
その他プロデューサーやIT業界、サービス業は何となくイメージしていたかもしれません。
その職種に特化したいと思うと、残業して成長しようと考える人も多いのかもしれません。
- 美容関連
- 事務職
- 技術系
- 受付
- テレフォンオペレーター
美容業界で残業が少ないのは、割合的に女性が多い事も関係しているかもしれません。
私の中で、事務職は定時退社できるイメージは強いと感じました。
こうして比較してみると、残業が多い少ない職業では、職のジャンルが全く違う事がわかります。
自分がどんな風に働きたいかを基準に、職種を選択すると良いでしょう。
また、今はワークライフバランスを重視している人も多く、自分が持つスキルを売るようなフリーランスの業態で働く人も増えています。
会社に縛られたくない人や、場所を選ばず働きたい人に合った働き方です。
私も今から新しいスキルを身につけて、自分の強みを増やそうと考えています!
もし自由に働けるようになれば、たくさん旅行に行くことができるし、気になっていたことを勉強するなど、やりたい事に時間を注げると思うからです。
考えると働き方って幅が広いですよね。
多様性と言われるこの時代だからこそ、自分がしたいように自由な考えで働くことができます。
自分自身の生活スタイルや、ワークライフバランスを考えて働き方を変えることは、とっても自然な事ではないでしょうか!
ぜひ、自分にマッチする働き方を考えていきましょう!
20代~30代の仕事への悩み・仕事の探し方
では、具体的にどうやって仕事を見つけていくのかを考えていきたいと思います。
20代~30代と年齢の違いで、生活スタイルや考え方も変わってきます。
それに伴って、年代別で仕事への悩みや仕事の選び方を見ていきたいと思います。
- 自分が得意なこと苦手なことがわからない
- このまま今の仕事を続けられるか不安
- ずっと今の仕事や職種でいいのかわからない
私は今年30歳になりますが、この20代これがしたいと思って仕事をしていたかと言われればそうではなかったと思います。
ただ、介護の仕事の中にもたくさんの業態があるので、経験してみたいと思い、4つの業態を経験しました。
転職経験は多くなりましたが、介護職の中の4つの業態を知れた事は、自分にとってプラスになったと思えます。
絶対にあれがしたいと思い仕事に就く人は、この世の中に何パーセントいるのでしょう。
会社に就職する人の中で、小さいころからの夢だったという人の方が少ない気がします。
働きやすそうとか、接客は好きとかどこかで折り合いをつけている人がほとんどではないでしょうか。
働き方ややりたいことへの関心がぼやけている20代の人は、どうやって仕事を探すのが良いのでしょうか。
- ある程度狙いを定め、とりあえず働いてみる
- 新しいジャンルの職種に転職してみる
- 意外とできる、自分には難しいなど経験して自分のできる事できない事を明確にする
はじめは、これなら自分にできるかもと思うことや定時退社できそうで働きやすそうと言ったように、とりあえず就職して働いてみる事です!
自分の適性がわからないという人は、案外やってみると見えてくるものがあります。
私はとりあえず一回やってみよう精神の塊なので、まずは失敗を怖がらず一歩進んでみます。
就職してみて、今の仕事を続けてもなぁと悩み始めた時には、全く別ジャンルの職種にチャレンジしてみる事もオススメです!
案外楽しいと思えたり、違う景色が見える可能性があります。
私は、20代のうちは自分の適性を探る期間だと考えてもいいと思っています。
今の仕事に違和感があるのであれば、上記のように転職することも転機になるかもしれません。
そうして自分の働き方を見つけていきましょう!!
- 労働環境や仕事内容に関する不満がでてくる
- 中堅になり、上司と部下の間で板挟みになる
- 今後のキャリアを考える
- 現状に慣れがでて身が入らない
就職して長い人なら、ベテランと呼ばれているのではないでしょうか?
意外と難しい中年層の30代の働き方は、さらに今後の自分と向き合う必要がでてきますよね。
給料や仕事内容を考えると、このままでいいのか悩みだす人も少なくないでしょう。
「転職するなら30代の間かな」
と、気持ちが揺れ動く重大な時期かもしれません。
30代になれば、ある程度自分が得意なことや苦手なことが明確になっているのではないでしょうか。
例えば私は、人と連携をとることが得意で、時間内にやらないといけない作業を効率よく組み立てる事が得意です。
逆に無理やり押し付けられる営業の仕事や宣伝する事が苦手です。
このようにできる事できない事、得意な事や苦手な事を理解しているだけでも自分にとっての強みになります。
- 自分の強みを伸ばす
- 他ジャンルのスキルを身につける・資格を取得する
- 思い切って転職する
このまま仕事を続けていくならば、割り切って苦手な部分は捨て、自分の強みを伸ばすことを考えましょう。
また、新しいスキルを身につけて資格を取得する事で
「他にも活躍できる場所があるんだ!」
と、自信がつき気持ちに余裕がでますよね。
もしくは、このままだらけている自分には良い未来がみえないと頭をかかえるのならば、転職をする事も考えて良いでしょう。
年代によって少しずつ悩みや考えが変わっていきます。
結局自分自身の行動次第で、未来は良くも悪くもかわっていきます!
勇気を振り絞って、思い切り行動に移してみましょう!
まとめ
- 仕事に対して優先する事を明確にすると、自分に合う働き方を見つけやすい
- 残業がしたくない人は、まず残業の少ない業種を選ぶことでストレス回避する
- 年代別で仕事への悩みや働き方はかわってくる
- 自分の行動次第で良い未来へ繋がっていく
残業したくないと思う事はおかしい事ではなく、ごく普通の考えだと思います。
その時に、何を重視して職業を選択するかでその後の気持ちが大きく変わるのではないでしょうか?
70歳を過ぎた人生の大先輩から
「歳とる前にやりたい事やっとけば良かった。なりたい自分になる為に努力するんやで!」
と、言われた事がすごく印象的でした。
人と比べず、ただ自分がなりたい自分になる為に努力する事って、案外難しいですよね。
でもそれが出来る人は、きっと人生の満足度が高い気がします。
自分自身と人生に向き合って、より良い働き方を見つけ自分のなりたい自分に向かって進んでいきましょう!!