コロナ禍にウクライナ戦争、国内では自然災害や政治問題。
見渡せばネガティブな情報ばかりが溢れているこの時代。
「やりがいもないし楽しくないけど、どうすることも出来ない、まぁそれも当たり前か…」
と割り切って仕事をしていませんか?
やる気に満ち溢れていた自分はどこへ行ってしまったのかと自問自答していることでしょう。
私自身も黙々とパソコンに向かって作業をしているうちに、
「なんだかやりがいのない仕事だな」
「楽しくないけど、どうしたらいいんだろう」
と思い悩んだことがあります。
そんな状況を放置してしまうと、何も変わらないどころか気が付けばもっと悪化して自分を見失ってしまいます。
この記事では、やりがいをなくしてしまった自分と向き合い、かつてのやる気を取り戻すための効果的な方法をご紹介します。
やりがいや楽しさを感じられず悩んでいる人は多くいるものです。
決して悲観しすぎず新たな一歩を踏み出しましょう!
どうしてやりがいを感じられないの?理由を探る
理由1:仕事が合っていないのかも?自分自身に問題があるケース
人とコミュニケーションを取るのが好きなのに黙々と仕事を進めなければいけないなど、仕事の内容がそもそも自分の性格や適性と大きく外れていると、充実した日々を過ごすことが難しくなってしまいます。
一日の中で多くの時間を占める仕事において、会社の方針や仕事の内容が合っていなければ、成果が出にくく失敗が多くて自信を失ってしまいます。
私は同僚と話をしながら試行錯誤したい性格のため、一人で黙って仕事をする環境がとても苦痛で数日で音を上げてしまった経験があります。
その仕事をするまでは、数日で仕事を辞めるなんて自分のプライドが許さないと思っていましたが、そんなプライドなんて要らないと思うほどつらかったので、性格や適性に合っているかはとても重要だと痛感しました。
また自分自身の仕事に対する姿勢や考え方に解決すべき点がないかも点検する必要があるでしょう。
不平不満を持つばかりで何も行動しなかったり、失敗した時に自分には出来ないと決めつけたりしていては、改善の余地があったとしても好転の機会が遠のいてしまいます。
理由2:職場環境に問題がある
自分ではなく職場環境に問題がある場合は、やりがいがない、楽しくないと感じるのも無理はありません。
限られた人間関係において、良好な関係が築けているかどうかも重要です。
気軽に質問したり、困ったときに助け合ったり、同じ目標に向かって励まし合うなどが叶わない状況であれば、楽しくないを通り越してつらいと感じることもあるでしょう。
私がかつて働いた職場では、上司の言うことは絶対的、という圧力が強く、職場環境の改善を提案したとしても、上司の価値観が基準で受け入れてもらえないという理不尽なこともありました。
会社のことを考えて提案したり、成長したいという熱意を持ってどんなに努力しても、受け入れてもらえない、評価もしてもらえなければ、やりがいがなくなるのも当たり前です。
自分自身がスキルアップする機会もなく、成長を見出せない会社には魅力は感じられないですよね。
明日から実践できる!やりがいを取り戻すための効果的な方法
方法1: 小さな目標の設定
毎日達成できる小さな目標を設定し、達成感を味わうことでモチベーションを徐々に高めていくといいですね。
毎日が難しい場合は、2日に1回でもよいでしょう。
例えば、【まだ終わっていない3つのタスクを完了する】【自分の職種に関する書籍を読む】などです。
たとえ小さくても決めた目標を達成できるとうれしいものです。
積み重ねていくうちに新しい発見があるかもしれませんよ。
方法2:休息とリラクゼーション
たとえ短時間でも休息を取ることで心身のリフレッシュを図ります。
最近は忙しい現代人をターゲットにコンビニ感覚で利用できる場所も増えてきましたよね。
自宅でできるエクササイズも動画でたくさん紹介されていますし、動画を見ながら軽い運動をしたり、ほんの10分でも趣味の時間を取ってみましょう。
私もSNSなどで紹介されている顔のマッサージ動画を隙間時間に見て、実際にやってみました。
数分で簡単にできて、気分もスッキリするので、効果をすぐに感じられてとてもオススメです。
方法3:喜びのアウトプット
毎日の小さな成果や感謝する出来事を日記などに書き留めてみましょう。
それを見返すことで、ポジティブ思考の考え方を習慣にしてネガティブな思考から脱却できます。
私は普段子育てをしていますが、子どもを叱ってばかりで親子でネガティブになってしまうことがあります。
自分の頭の中だけで考えていると、どうしても自分を責めて落ち込んでしまいます。
そんな時はメモ程度ですが、思いや悩みを書き出してみると、意外にも
「あぁ、そこまで大したことのない悩みだったんだな」
「あれ、私って仕事も育児もしてけっこう頑張ってるじゃん!」
と気づくことがあります。
たとえ小さな喜びでも積み重ねていけば大きな喜びに変わりますよ。
長期的な視点で考えよう!やりがいを取り戻す効果的な方法
方法1:キャリアのスキルアップ
自分のキャリアについて改めて思い返し、現在の仕事が自分の価値観や将来的な目標と合致しているかを再確認してみましょう。
必要に応じてキャリアの転換や再教育も選択肢に入れながら考えてみるといいですね。
自分が置かれている立場が変われば、今まで気づかなかったやりがいや楽しさが見つかるかもしれません。
方法2:ワークライフバランスの追求
仕事以外の生活も充実させることはとても大切です。
健康、家族、友人、趣味など、それぞれに時間を確保して充足感のある日々を重ねることでリフレッシュ効果が高まります。
せっかくの休日に家でゴロゴロするのも良いですが、たまにしか会えない人に会ったり、好きな場所や行ってみたい場所を訪れる時間は、あなたにとってプラスに働いてくれるはずです。
方法3:ストレス管理の技を身に付ける
ストレス社会の現代では、心身ともにストレスが原因でモチベーションが失われることは、誰しもが経験しています。
ストレスをゼロにすることは難しいですが、なるべく増やさないための技術をぜひ身に付けましょう。
- 適正なスケジューリング
- 無理な要請を断る練習をする
- 自分に合ったリラクゼーション方法を見つける
- 適度な運動をすること
これらの方法を習慣化することでストレスとうまく付き合っていきましょう。
方法4:メンターやコーチを見つける
仕事、プライベートともに、一緒に伴走してくれる存在を見つけて環境を整えることはとても重要です。
メンターやライフコーチを見つけると、新しい自分の発見、目標達成のアドバイスを受けることなどが実現でき、とても心強いですよね。
まとめ
どうしてやりがいがないのか楽しくないのか理由を整理してみましょう。
信頼できる友人、知人、家族に話をしたり、モヤモヤした思いを書き出したりして、自分と向き合う時間を作ると、意外な自分の思いに気づくかもしれません。
明日から実践できる身近な方法と長期的な視点で考えた方法を行動に移してみましょう
行動に移すと言っても、急にハードルの高いことに挑戦する必要はないと思います。
まずはあなたに合った方法を取り入れることがポイントです。
最後に
私は現在40代ですが、今までいろいろな仕事を経験してきました。その中で、やりがいがない、楽しくないと思ったことは何度もあります。
そんな時、苦しみながらもいろいろな方法を試していくと、少しずつスモールステップですが前に進むことができました。
仕事のやりがいがない、楽しくないという状況をすぐに改善することは難しいかもしれませんが、身近な方法から実践して、少しずつ進んでいきましょう。
やりがいを取り戻す方法は必ずあります!
思い悩んでいるということは、状況を変えたいと思っている証拠なのです。
そんなあなたなら、この記事の方法を実践すれば、きっと充実した日々を過ごせるようになるはずですよ。