朝起きて
「仕事に行きたくない」
「休みたいなあ」
と思う経験はだれもがあるでしょう。
理由がわからないまま行きたくない日が続いたり、実際に行けない日が増えてきたら、一度自分をみつめて解決策を探してみましょう。
筆者もかつて若い頃(ウーン十年前)同じように思う事がありました。
ただ、年を重ね、世間の波にもまれ百戦錬磨を経るうちに、行きたくないと思う日がほぼ無くなってきました。
雪だるま方式に脂肪も蓄えましたが、うまく生活をしていく知恵もたくさん得てきたのです。
筆者と一緒に、【仕事にいきたくない自分】と向き合ってみましょう。
知恵袋を試してみれば今よりもスッキリとした目覚めが訪れるはずです。
まずは体の状態を知りましょう
はじめに、体の状態を確認します。【体重やスリーサイズではございません】
チェック項目
- 睡眠が理想より少ない日が続く
- 食生活が乱れている
- 運動習慣がほとんどない
- 休日の疲れを解消できていない
上記にいくつか当てはまるものがあれば優先的に改善していきましょう。
体調が良くない時は、気持ちもふさぎがちになりますよね。
そんな時は基本に立ち返り、睡眠と食を改善するとメンタルにも良い変化が起こります。
筆者も一回分の食事を、栄養バランスのとれた食事にかえただけで気分が前向きになった経験があります。
食を工夫したり、楽しむ事はストレス発散にもなります。
いつものお味噌汁をアサイーボウルにかえるだけで、気分はロコガールです。
少しの努力で改善され、効果もでやすい項目です。
「早寝早起き、野菜も食べましょう」
子供の頃に習った事は忘れないで。
次に心の状態を知りましょう
続いて、心の状態を確認します。
チェック項目
- 怒りやすくなったり、涙が突然止まらなくなったりと喜怒哀楽が激しくなった
- 考えがまとまらなかったり、集中できない
- 不安や焦りを頻繁に感じる
ここでのポイントは、人と比べず普段の自分と比べることです。
いつもの自分と比べることで心がどれぐらい疲れているのかがわかってきます。
今の体と心の状態はいかがだったでしょうか。
仕事にいきたくないと思う頻度が多いほど、チェック項目に当てはまると思います。
では具体的に仕事に対する心の疲れについて考えましょう。
理由は個人によって様々ですが、大きく分けて人的要因と環境要因に分けられます。
人間関係のトラブル(人的要因)はよく気が利く証
人的要因で悩み、つらいと感じる場合です。
まさに一番多くの方が悩まれる問題です。
仕事のみならず、物心のついた子供からご老人まで一生抱えていく問題でもあります。
筆者も
「上司がきつい態度で怖い」
「仲の良い同僚がいない」
といった相談をされる事がよくあります。
そんな時伝える事は、
「よく周りが見えていて偉いわね!」
です。
本当にそう。
周囲に気を配り、他人のことを思いやる力があるからこそ、人間関係のいびつさに気づき、修正しなければと悩むのです。
上司の声色や、言葉、態度、同僚の仲良しグループ勢力図まで、普段から観察しているから違いや状況変化に気づくのでしょう。
若さゆえ、周りの人の目が気になったり、どう思われているのかを、相手の態度から知ろうとしているのです。
ところがおばさん世代では、大した問題にはなりません。
先程の例でいえば、
「上司がきつい態度で怖い」→機嫌が悪いのね。夫婦喧嘩でもしたのかしら。
「仲の良い同僚がいない」→休憩もひとり時間に使えるわ。推し活万歳。
と脳の中で都合よく変換されるのです。
筆者もウン十年の間に嫌な人に出会い、悔しい思いもたくさんしてきました。
でも、一番暗い気持ちになることは、自分がされたら嫌なことを相手にしてしまった事です。
思い出なのでもう謝ることもできないし、どうすることもできません。
嫌なことを他人にしていない自分を褒めてあげてください。
つらい事も脳内変換でのりきりましょう。
仕事場の人間関係は自分で選ぶことができません。
自分で選択していないものにまで責任を感じる必要はありません。
「仲良くしなきゃ」
なんて思わなくてもいいのです。
なんせ仕事をしにきているのだから。
長時間働くと、腰も痛いし、目もかすむ。
口はほうれい線がくっきり、眉間のシワにも気を付けないといけない。
おばさんは他人にかまう暇がないのです。
仕事内容の問題(環境的要因)
通勤時間や職場環境、仕事内容などが負担になっている場合です。
配属先が希望通りになることはあまりありません。
ビジネスにおける人事はいつも謎だらけ。
どうしてあの人が?といった人事が往々にしてあります。
特に、仕事内容や任された作業が合わないと感じる場合、とてもストレスですよね。
苦手なことは誰でも気がすすまないものです。
そんなあなたは苦手なことに気付くことができて、とてもラッキーです。
得手不得手は誰にでもある。
苦手な分野に気づかずミスをし続けてしまう方が会社全体にとっても損失なのです。
苦手な作業は、周囲の人に押し付けましょう。
ちょっと強引すぎましたか。
おばさん筆者の得意技なのですが。
努力してもうまくできない事は、周囲に助けてもらいましょう。
恥ずかしがらずに、
「苦手なんです」
と声に出しましょう。
代わってくれる人がいるかもしれない。
別の機会に、あなたができる仕事でお返ししましょう。
助けてくれた方にはお礼のアメチャンを忘れずに!
まとめ
- 体の状態を知る。できることから改善。
- 心の状態を知る。普段の自分と比べてみよう。
- 人的要因の対処法。都合よく脳内変換する。
- 環境的要因の対処法。苦手なことはやらない。
すぐにおばさん筆者の様には、うまくいかないかもしれません。
でも、重いストレスを感じて毎日を過ごすことはもったいないですよね。
ストレスになりそうな事から上手に逃げましょう。
朝起きて
「今日も仕事に行きたくないなぁ」
と思っていたあなたが
「今日は行ってみようかな」
と、一日でも思ってもらえたら、筆者も大変嬉しく思います。
またどこかでお会いできた時には井戸端会議をしましょうね。