社会人になって何の悩みも持たず順調に毎日を過ごしている人はほとんどいません。
会社に入ってすぐにいろいろな悩みを抱えた方や、必死に頑張って2年、3年と働いてきてこのままでいいのかなぁと疑問を持ちだした方など様々な方がいらっしゃることでしょう。
悩みを抱えたまま働くのは辛いですよね。
そんな皆さんが抱えている悩みはたくさんの方が経験してきたものですし、悩んでいるのはきっとあなただけではありません。
私にも小さい悩みや大きい悩みがたくさんありましたし、そのほとんどが今では悩んでよかったと思えています。
そんな悩みにはどんなものがあるのでしょうか?
この記事を読めば悩みの原因を理解し解消する手助けになります。
仕事の悩み7選
- 仕事が覚えられず、ミスを繰り返す
- 人間関係が辛い
- 同期との差が気になる
- 給与が少ない
- 同じ会社・仕事を続けるべきか
- 仕事とプライベートの両立ができない
- 仕事にやりがいがない
どれも働いていたら何度も思うような悩みですね。
私でもそう感じるのですからこれらの悩みを持つ人はたくさんいるしいたのでしょう。
たくさんいたということはこれらの悩みを解消してきた人も多くいます。
では、その人たちが悩みを解消してきた方法を紹介します。
仕事が覚えられず、ミスを繰り返す
学校を卒業したばかりの方は皆さん経験するのではないでしょうか?
勉強はできたのに仕事はなかなか覚えられなかったり、もともと勉強も苦手で覚えること自体得意ではなかったりする方もいるのではないでしょうか?
何度も同じミスをすると情けなくなったり自信がなくなってしまったりしてしまいますよね。
メモを取ってみるのはどうでしょうか。
スマホではなくて手帳を使って。
書くことで覚えることも多いですしスマホはセキュリティの問題で出せない場所も多くあります。
確認したい時に見られなかったら大変です。
メモを取ってそのあとでメモをまとめるという昔ながらの方法もあながち馬鹿にはできないものです。
作業内容を習慣にしていくことでミスは減らせます。
頻繁にメモを取る癖をつけるところから始めると解決につながります。
人間関係が辛い
学校では同じくらいの年の人が多く、共通の話題が多くあったのに、職場では年齢も違えば出身地も違い、なかなか共通の話題もなく会話が続かないこともあります。
世代が違えば興味のあることも違いますしむずかしいですよね。
共通の話題がないということは裏を返せば相手は自分の知らないことを知っている可能性があります。
今までしたことがないことを相手は経験しているかもしれません。
話題の合わない人に会えたということは意外と大きなチャンスなのです。
新しいことを知るのはとても大変ですが自分が知らないことを知れるのは、自分にとって大きなプラスになりますよ。
同期との差が気になる
何事も器用にこなしてどんどん仕事を任されていく同期がいたりしたらなんで自分はこんなに覚えが悪いのだろうと思ったりしがちです。
出来ないことにばかり目が行きがちになり仕事とは関係のない悩みも増えていき仕事が手につかなくなったりと悪循環に陥ったりもしますよね。
しかし、人と比べることは本当に必要なことなのでしょうか?
人それぞれ成長のスピードには違いがあります。
最初はゆっくりでもそれはしっかりと基礎を固めている時期だととらえ、自分にできることとできるようになりたいことをしっかりとやっていくことが大事です。
比べるべきは他人ではなく一か月前の自分にするのがいいです。
一か月前の自分より成長してさえいれば、それは十分な結果だと考えましょう。
給与が少ない
入社してからの何年かは給料が少ないものです。
新人に対して高い給料を払えない会社の事情も分からなくはないですがそれにしても安すぎますよね。
若いうちの給料が高ければ今よりも消費が進み経済も上向きになっていくと思いますが現実は厳しいものです。
今務めている会社で今後どのように昇給していけるかに目を向けてみましょう。
細かいことを聞くのはあまり好まれませんが、例えば役職がついた際にどうなるのか、年間の昇給はどうなっているのか、話しやすい先輩がいれば聞くのが早いですが、難しい場合はネットを使って情報収集してみるのも一つの手です。
お金はいくらあっても足りないと感じがちですが、収入を増やせないと嘆くよりも支出を見直してみると良いです。
同じ会社・仕事を続けるべきか
頑張って入ったのはいいものの、理想と現実の違いに直面してやる気を失うこともありますよね。
まだ仕事がわからないうちはその仕事の面白さにも気づけないこともあります。
かといって何年もかけていたらスキルアップの機会を逃してしまいそうで不安にもなります。
転職を考えることはけして悪いことではありません。資格を取ってスキルアップを目指すのも良いです。
ただ、日本の企業の多くは年功序列になっていますので転職が必ずしもプラスになるとは言えません。
なぜ今の仕事を続けたくなくなってしまったのか、原因を見直してみましょう。
続けることが自分にとってどうなのかをじっくりと考えてみましょう。
仕事とプライベートの両立ができない
慣れない仕事を覚えるときはとても疲れを感じてしまうものです。
疲れのせいでせっかくの休日にも遊ぶ気力がなくなり友人関係も疎遠になりがちにます。
本当にそこまで頑張らなくてはいけないのでしょうか?
仕事は生活するための手段であり目的ではありません。
プライベートを犠牲にしてまでやりたいことなのかを考えてみるべきです。
最優先はあなた自身の幸福ですから賃金よりも時間を優先するのも一つの答えになります。
労働時間が短い別の仕事を選択するのも良いと思います。
ただし、プライベートを充実させるにはお金も必要になります。
自分にとって折り合いのつけられる条件を一度考えてみるのも良いです。
仕事にやりがいがない
最初のうちに任される仕事の多くは雑用だったり初歩的なものがほとんどだったりで、なかなか面白みをかんじられないですよね。
それだけなら先々仕事を覚えれば、できることも増え楽しくなるのかもしれません。
しかし、理想と現実の違いを感じ今の仕事に就いたことを後悔するほどになったら続けていくことも難しいですよね。
もちろん仕事にやりがいを感じられるのはとても良いことです。
ですが働くモチベーションは仕事から得られるものだけではありません。
プライベートを充実させるために仕事を頑張るという考え方もできます。
会社をうまく使ってやろうと考えてみるのも良いでしょう。
まとめ
- メモを取って仕事を習慣化していく。
- 相手の興味のあることを調べ共有できる話題を増やす。
- 他人と比べずに過去の自分と比較しよう。
- 将来の賃金を調べつつ支出を減らす。
- 続けたくなくなった理由を細かく考え直してみる。
- プライベートを犠牲にするほどの価値が仕事にあるか考えてみる。
- やりがいは仕事以外のところからも見つけることができる。
働くうえで悩みはつきものです。
どんな選択をするにしてもできるだけ後悔が少なくなるように、よく考えたうえで実行に移すと良いです。
勢いだけで決めてしまうと後悔してしまいますからね。
ですがその悩みがあなたの心身の健康を害するものである場合はできるだけ早く悩みのもとから離れてください。
どれだけ良い仕事でも体を壊してまで我慢する必要はありません。
体や心を壊してしまうと楽しいこともできなくなってしまいますしね。
仕事は大切ですがあなた自身の健康を一番に考えてみてください。