ふとしたタイミングで
「あぁ・・・なんかもう仕事疲れちゃったな・・・」
と感じたことがある人は多くいるのではないでしょうか。
寝ても食べてもリフレッシュしてもいまいち疲れが取れない。
疲れをごまかしながら仕事をしている。
この記事ではそういったとても疲れてしまっているあなたに疲れる理由と疲れにくくなる方法をお伝えします。
会社員歴ウン10年の私は、元気に仕事に出かけていた時期もあれば仕事に行くのが嫌なほど疲れていた時期もあります。
過去を振り返ってみると、元気なときと疲れているときは何が違ったのだろう?
その答えが出たのはあるとき上司から受けたあるアドバイスがきっかけでした。
ではどうすれば疲れにくい自分になって元気に楽しく仕事ができるのでしょうか。
それには、疲れる理由を知り、それに合った対処をすることがポイントです。
この記事で疲れにくくなるヒントを得て、楽しく仕事をするきっかけを掴んでくださいね。
あなたが疲れているのはなぜ?
疲れているのは仕事で1人で抱えきれない困りごとがあるから!
仕事で解決の段取りがつかない困りごとがあると不安になるので疲れてしまいます。
逆に困りごとがあっても解決の道筋が見えているなら大丈夫。
不安が消えるので疲れにくくなります。
例を2つ挙げてみましょう。
あなたは上司や周囲に助けを求めることをせず
1人頑張って解決に至るまでの段取りをなんとかつけなければならないと思い込んでいる。
「わたしがなんとかしないと・・・」
しかし解決しても解決してもクレームは次から次へと発生する。
これでは時間の経過とともに疲れが蓄積してしまうでしょう。
次に逆のパターンです。
あなたは上司に助けを求めました。
すると上司は解決までの段取りをつけるために必要な能力を持つ他の誰かの力を借りられるようにしてくれました。
そしてチームで困りごとの解決にあたることができるようにお膳立てしてくれました。
この場合は1人で頑張る必要がなく、1人で頑張るのに比べて疲れにくくなります。
あなたが毎日のように多くの残業をしていても、上司は気にかけてくれない。
あなた自身が残業時間を減らそうと工夫をしてなんとかできるような業務量でもない。
これでは出口の見えないトンネルを歩いているようなもの。
あなたは体に疲れが溜まることはもちろん、メンタルにも悪影響が出てしまうかもしれません。
次に逆のパターンです。
あなたは毎日のように多くの残業をしているので上司に助けを求めました。
上司が助けてくれて、上司の計らいであなたが所属している
組織のメンバーが業務の一部を代わってくれました。
さらに、そもそもこんなに業務量が多い原因がどこにあるかを一緒に探るための必要なほかの誰かの力を借りることができました。
そしてチームであなたの業務量の改善をフォローしてくれました。
2つの例のうち、仕事で1人で抱えきれない困りごとを抱えてしまうパターンがよくある疲れる要因なので、1人で頑張らず困りごとを持たないようにすると疲れにくくなります。
ではどうすれば1人で抱えきれない困りごとを抱えずに済むのでしょうか?
困りごとを抱えないようにするには?
困る前に相談しましょう。
これがこの記事の冒頭であなたにお伝えした、私が上司から受けたあるアドバイスです。
上司は会社のある飲み会の後、帰り際にこう言ってくれました。
上司は、仕事でトラブルが有り調子を崩してしまった私を気遣ってくれたのでしょう。
仕事の段取りが曖昧でトラブルに遭い、1人で困りごとを抱え込んでしまった結果…調子を崩してしまっていた私は、その言葉をもらってから自分の過去を振り返り、そして少しずつ変わり始めました。
1人で困ることを意識してやめるようになりました。
ここで1つあなたに質問です。
あなたが取り掛かろうとしている仕事の段取りを作成していく中、具体的で実績のある手順が思い浮かばないとき、あなたはどうしますか?
私の場合、過去、元気なときと疲れているときで違いがありました。
元気なときは、上司や同僚に助けを求め、上司や同僚が答えてくれて良い段取りを組むことができていました。
その結果トラブルが回避できたり、トラブルの影響を小さく抑えられました。
疲れているときは、1人で困りごとを抱え込んでいました。
そしていずれは問題を引き起こす段取りを組んでいました。
その結果トラブルが繰り返し発生したり、トラブルが別のトラブルを呼び影響が大きくなってしまうことがありました。
困りごとが発生してしまうのは以下のような時で、例えば
- 仕事のちょっと先の未来のことを全然考えていなくて出たとこ勝負になっている
- ちょっと先の未来のことが見えていないことは良くわかっているけれど、めんどうくさいとかで見えないままにしてしまい、案の定トラブルになってしまう
つまり段取りができていないときです。
仕事の少し先の未来を考える中で、具体的で実績のある手順が思い浮かばないとき、言い換えれば段取りを組む中で困りそうなポイントがあるときには必ず周囲に相談することが、1人で困りごとを抱えることなく、自分が疲れにくくなる方法だなと改めて気づきました。
良い段取りを組むという作業には、困る前に相談するというアクションが自然に含まれるように私は感じています。
さらにいえば困る前に相談しようという意識は、良い段取りを組むためのポイントであるとも思います。
まとめ
この記事ではとても疲れてしまっているあなたに疲れの理由と疲れにくくなる方法をお伝えしました。
- 疲れてしまっているのは1人で抱えきれない困りごとがあるから
- 困りごとを抱えないようにするには困る前に相談すること
1度しか無いこの人生においてとんでもなく多くの時間をかけて取り組む仕事ですから、どうせなら苦しみながらではなく楽しみながらやりたいですよね。
私がこの記事でお伝えしたことを参考に、あなたが疲れにくく楽しく仕事をするきっかけを、掴んでいただければ私はとても嬉しいです。
以上、読んで頂きありがとうございました。