「仕事が憂鬱でつらい」
「ストレスで疲れ果ててもう無理…」
きっと誰しもがそんな経験をしたことがありますよね。
受信BOXに溜まった未読メールに鳴り止まない電話、急な打ち合わせや続く残業。
好きで始めた仕事なのに、いつの間にかストレスの根源になっていた…なんて辛いことです。
私自身もやる気と期待を胸に秘めて入社したものの、職場の雰囲気に馴染めず、ただひたすら頑張って仕事をこなしているうちにストレスが溜まり、だんだん出社することが憂鬱で仕方がなくなってしまった、という経験があります。
たとえ好きな仕事だとしても、仕事のストレスをゼロにすることは難しいものです。
この記事では、仕事が憂鬱でストレスが溜まっている現代のみなさんが、ストレスと上手に付き合う方法を7つご紹介します。
ストレスに押しつぶされることなく上手に付き合っていく方法を是非実践してみてください!
ストレスは当たり前?現代人が抱えるストレスの内容とは?
仕事に行くのが憂鬱でストレスを感じている人はきっと多いはず。
下記の資料からも分かるように、半分以上の人がストレスを感じている状況です。
引用:厚生労働省 職場におけるメンタルヘルス対策の状況(https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001154314.pdf)
私自身、いろいろな職場を経験してきましたが、ストレスが全くない仕事はなかったと記憶しています。
どの職場においても何かしらのストレスを感じながら、
「明日も鳴りっぱなしの電話を受けるのはしんどい」
「上司からお叱りメールがまた来ているかもしれない」
など、不安やストレスを感じて憂鬱な気持ちを抱えたまま出社する日も多くありました。
引用:厚生労働省 職場におけるメンタルヘルス対策の状況(https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001154314.pdf)
また、そのストレスの内容も様々ですが、上記のように…
2位 仕事の失敗、責任の発生等
3位 仕事の質
と仕事そのものに関わるストレスが大きく影響しているようです。
今までの経験を振り返ってみると、自分が担当する日だったのに疲れと寝不足でついうっかり忘れて失敗したり、大量に資料がありすぎて重要な一枚を紛失してしまったりと、今でも忘れられない憂鬱だった出来事がいくつもあります。
“毎日が憂鬱”ストレスを感じているとどうなるの?
仕事のストレスを日々感じていると、当然肉体的にも精神的にも影響が及び、気づいた時には元気な状態に戻るのは難しくなります。
私も以前働いていた職場で、締め切りが迫る中、山積みになった書類を横目に、
「…やるしかない」
「これは私の仕事なんだから最後まで頑張ろう」
と言い聞かせて、なんとか間に合わせることが出来ましたが、終わったあとは、笑顔が減り、達成感というより抜け殻状態でした。
そのような仕事が繰り返し続き、だんだんと言葉数も減って、仕事への熱意も消えて、モヤモヤした日々を送ることになってしまいました。
たとえ小さなストレスでも積み重なれば大きな問題となってしまうのです。
ストレスと上手に付き合う方法7つ!
できるだけ仕事のストレスを軽くし、憂鬱な気持ちを抑える方法を知り実践していきましょう。
方法1:早めに休息をとり、疲れをリセットする習慣をつける
基本中の基本ですが、意外に意識していない方が多いようです。
少しでもしんどいなと感じたら、早めに寝て十分な休息を取ることは重要です。
翌朝まで疲れを残さないように心がけて習慣化しましょう。
方法2:信頼できる友人や家族、同僚などに話をきいてもらう
忙しい日々の中でもあえて時間を確保して、友人や家族と心置きなく話せる時間を設けましょう。
こまめに話して聞いてもらうだけでも心が軽くなりすっきりします。
同僚には話しにくい場合もありますが、共感も得られやすいというメリットもあります。
具体的なアドバイスが欲しいときなどは、同僚に相談するのも一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。
方法3:仕事とは関係のない趣味を楽しむ
趣味を持たないといけない、ということではなく、お気に入りの入浴剤を見つける、自分の好みに合った紅茶を集める、勧められた音楽を聴いてみる、など身近にある小さな趣味でいいのです。
少しでも仕事を忘れられる時間を過ごすことがポイントです。
方法4:特技を増やしたりスキルアップすることに没頭する
昔やっていた得意なことや挑戦してみたいことがあれば、思い切って没頭しとことんスキルアップを目指すのも、今までと違う自分に出会えるチャンスです。
学生時代に得意教科だった英語をまた勉強してTOEICを受けたり、興味のあるスポーツに挑戦してみるのもいいですね。
自分を磨いて自信がつけば、少しの悩みならも小さく思えるかもしれません。
方法5:自分のストレスの原因を分析する
一日の終わりに、冷静になり落ち着いて、ストレスの原因を分析してみましょう。
その日あった仕事での出来事や理不尽に思ったことなどを書き出してみるのがオススメです。
そのひとつひとつの原因や自分がどうしたかったのかなど、落ち着いて整理してみると意外に早く解決策が見つかることがあります。
方法6:基本的な生活を見直して、ワンランクアップする
日々充足感を持って過ごすためには、やはり質のよい食事、睡眠、運動が必要です。
バランスの良い食事が摂れているかをチェックし、素材にこだわったメニューを一品でも取り入れる、自分に合った運動を10分でもして汗をかくなど、質を重視したライフスタイルはよりストレスを軽減することができます。
方法7:小さな目標を決めてスモールステップで達成する
ストレスを溜めやすいタイプの人は、完璧主義を目指し自己評価が低くなりがちです。
神経質になりすぎず、その日達成できたことや頑張ったことを見つけて、ほめてあげましょう。
毎日一つだけでも十分です。二~三日に一回、目標を決めて取り組むのもいいですね。
まとめ
- 仕事のストレスは、量、責任、質など、そのものが大きく影響している
- ストレスを感じ続けていると、大きな問題となり回復が難しい
- ストレスを増やさず上手に付き合うための7つの方法を取り入れてみる
仕事が憂鬱に感じることなくストレスもないのが理想ですが、なかなか難しいですよね。
ご紹介した7つの方法は、どんな仕事に就いたとしても、日々の生活において実践しやすい方法です。
仕事とは関係のない時間を確保することによって、心身のリフレッシュや健康的な生活の維持に繋がり、ストレスが軽減されることでしょう。
現在私も仕事をしている毎日の中で、仕事と育児と家事との両立で目が回ることがあります。
おしゃべり好きな私は、学生時代からの友人や自分の家族、職場の同僚やママ友など、いろいろなメンバーと、定期的に食事をする時間を確保するようにしています。
好きな人とおいしい食事を摂ることでリフレッシュできるので、心も体も元気になり翌日への活力が生まれます。
この記事を読んでくださっているということは、仕事が憂鬱でストレスを感じながらも、前向きに頑張ろうとされている方だと思います。
そんな方々に今回ご紹介した7つの方法が少しでも役に立ち、翌日への活力を贈ることができますように!
これならすぐに実践出来そう!という方法を少しずつ取り入れて、ストレスと上手に付き合いながら、充足感に満ちた日々を一緒に目指しましょう。