あなたは話もしたくないほど嫌いな人っていますか?
1人や2人は職場に嫌い(苦手)な人がいる事って珍しい事ではないと思います。
部署が違ってもすれ違ったり、会話をする機会があったりしますよね。
「この人とはあまり話したくないなぁ」
と思う理由として
- 他人の悪口ばかりの人
- 聞いたことを誰にでも話すおしゃべりな人
- 他人の否定ばかりする人
- 威圧的な人
といったところではないでしょうか。
こういう人と話していると自分の気持ちが萎えていきますよね。
おしゃべりな人に関しては、伝えた情報が間違って伝わる可能性が高いため、私は特に苦手です。
しかし、職場ですからそういう人たちと“話さない”ということは難しいものですよね。
“話す”ことを避けようとして、逆にそれがストレスの原因になっていたりしませんか?
また、あなたは話さなくても、あなたと仲のいい友人が自分の嫌いな人と話しているのを見ると、何となく気持ちが沈んでしまったり、気になったりしますよね。
それもまたストレスになってしまいます。
そのストレスを少しでも軽減できる方法をいくつかまとめてみました。
聞き役に徹する
全く話さないようにするのは難しいですよね。
話さないようにする行為自体が負担になったりもします。
“話さない”のではなく、話すときは自分が聞き役として、話の内容に耳を傾け、相手がどう思ったのかを聞いてみてください。
すると、相手のイメージ像が見えてくると思います。
“○○系の話が得意”とか、“何が起きたら他人への不満を持つ”など。
「うんうん」
「そうだね」
と、聞いてあげる事はあなたの印象を悪くする事もないでしょう。
そして相手がどんなタイプの人かわかってくれば、その人と話をすることにストレスを感じなくなるかもしれません。
なぜなら、
「この人はこういう人なんだ」
と自分が相手のことを認識できるからです。
人間は一旦認識すると、繰り返す度に慣れていきます。
慣れることでストレスは軽減されますよ♪
期待しない
あなたがその人を“嫌い”と思うようになったのはなぜでしょうか?
期待していたのにその通りにならなかった(してくれなかった)からではありませんか?
例えば、秘密のつもりが他人に話されてしまったとか、共感してほしかったのに否定されてしまったとか、友達なのに上から目線で威圧的に物事を言われたなど。
誰にも話さないという期待、共感してくれるという期待、対等な立場であるという期待など、期待とは違っていたから、その相手を“嫌い”になったのではないでしょうか?
もし、嫌いな人と話す機会があったら期待をせずに話してみてはどうでしょう?
「誰かに伝えるだろうな」
「否定するだろう」
「私の聞きたくない悪口を言うと思う」
話す前から心構えができていたら、こちら側も話す内容が変わってきますよね。
もし、いつも悪口ばかり言う人が悪口を言わなかったら逆に期待外れで笑ってしまいそうですね(笑)
その人に期待をしないようにすると、“嫌い”という感情も変わっていくと思いますよ。
期待をしないで、予想外の良い返事が返ってきたら相手に対して良い印象を持つかもしれません。
「もしかして、この人とは話や意見が合うかもしれない」
なんて、今まで想像もしなかったような気持になる可能性だってありますよね。
自分の理想に当てはめないで話してみることって重要です。
その場を去る
「どうしても話したくない!」
と、思う時もあると思います。
そんな時は、最終手段をとってその場を離れましょう!
1対1で話している時は
「ごめんなさい。急いでいるから」
など、何かしら理由をつけて、今は話している余裕がないことを伝えましょう。
また、誰かが近くにいたり、偶然通ったりしたら声をかけて参加してもらいましょう。
結構簡単にサラッと抜けられます。
「それって印象悪くない?」
と思う方もいるでしょう。
でも、自分を想定してみてください。
数人でいて、あなたが話している時に誰かがその場から去ったりしたら
「気になりますか?」
目の前に、まだ話を聞いてくれている人がいたら気にせず話し続けると思います。
これって意外と気にならない行動ですよね。
我慢して話に付き合うのも、つらい時だってあると思います。
そんな時は無理をしないで“話さない決断”も必要です。
ただ、この方法は頻繁に使ってしまうとあなたのイメージダウンにもなりかねません!
また、第三者も巻き添えにする場合もあるので、最後の秘密兵器として考えてくださいね!
まとめ
嫌いな相手と“話す”という行為に慣れていくことがストレスを軽減していくための対策です。
- 聞き役になる
- 期待をしない
- 最終手段はその場を去る
嫌い(苦手)な人と話すときって、多少なりともストレスを感じている人は多いと思います。
でも誰とでも楽しく話している人っていますよね。
ちっともストレスを感じないという人もいますが、大半の人が感じているストレスを上手に発散できているのだと思います。
あなたの好感度をさげないためにも話さないのではなく、聞き役として、ひたすら話を聞いてあげましょう。
聞き役になっていると、自分からばらされたくない事を言ってしまったり、何かを言ってしまって否定されたり等、そういった心がモヤモヤしてしまう状況に発展しにくいと思います。
また、聞いてあげる事で相手も満足するので、一石二鳥ですね!
相手に求めないようにしましょう。
「共感してほしい」
「秘密の話を聞いてほしい」
等、期待をしてしまうと違う返答が返ってきた時にストレスになります。
共感を求めるのではなく、
「話したいことを話しただけ」
と自分の中で割り切っていると、“自己満足感”が得られるのでストレスは感じません。
もし、相手に共感してもらえたら嬉しさアップ!くらいに思っていると臨時ボーナスみたいに満足度があがりますよ♪
どうしても気が乗らない場合は、我慢してまで話す必要はないと思います。
自分の気持ちを大事にしましょうね。
ただし、“話さない”というこの手段は一時しのぎにしかなりません。
つらい時だけの秘密兵器にしておきましょう!
少しでもあなたの職場でのストレス軽減方法になればうれしいです。