「今日は仕事に行きたくない…」
「会社に行くのが辛い…」
朝起きると仕事の事が頭をよぎり、こんな風に思った経験はありませんでしょうか?
私も会社の先輩との人間関係に悩んでいた頃、朝が来る度に“仕事に行きたくない”と思っていました。
しかし私は仕事への責任感から、この気持ちはただの“甘え”なのだと言い聞かせ、原因である先輩と向き合う事もしませんでした。
そしてその結果、身体も心も病気になり、最終的にはその会社を退職する事となりました。
仕事に行きたくない原因が、“休み明けだから”といった一時的な気持ちで済んでしまうものであれば、あまり問題にはならないでしょう。
しかしその状態が毎日続くようであれば、かなり危険な状態かもしれません。
そこでこの記事では、仕事行きたくない朝が続く時は休むべき理由と対処法を5つご紹介いたします。
気づいたら取り返しがつかなくなっていた…なんて事になる前に、是非試してみてくださいね!
仕事に行きたくない朝に、休むべき理由
仕事が休みの日には、気持ちがスッキリと明るくなりませんか?
心も身体もリフレッシュさせる事で、また前向きに仕事に取り組もうという気持ちにもなれるかもしれません。
またストレスが溜まった状態が続くと、どうしても心身に不調が出てしまいやすくなります。
そうなると仕事にも集中できずに効率が悪くなったり、普段はしないミスをしてしまったりする事もあるでしょう。
そのためしっかりと休んでリフレッシュした方が、結果として効率よく仕事ができる場合があります。
私も上司に連絡を入れるまでは、後ろめたい気持ちでいっぱいでしたが、それを乗り越えたあとはいつもより身体が軽く感じられたものです。
しかし何度か嘘の理由を言う内に罪悪感の方が強くなってしまい、連絡を入れる事すら憂鬱でストレスになってしまいました。
そのようにもし罪悪感の方が強く感じる場合には、他の方法を考えた方がいいかもしれません。
仕事に行きたくない朝を迎えている際の対処方法
ここからは、続けて仕事に行きたくない朝を迎えているときに、是非やってみて欲しい対処法について解説していきます。
仕事に行きたくない原因と、冷静に向き合ってみる
ストレスと感じてしまうあまりに、仕事に行けない原因を“自分では克服できない大きなもの”であると、思い込んでしまっているかもしれません。
一度冷静になって、仕事に行きたくない原因に向き合ってみましょう。
案外簡単に解決できる方法が見つかるかもしれません。
私の場合には先輩の些細な言葉からの積み重ねが退職の原因でしたが、先輩と笑って話せている間に、自分の気持ちをもっと伝えておけば…と今でも後悔しています。
一人で抱え込まない
一人で向き合ってみても解決しない場合には、信頼できる人に話してみましょう。
話す事で気持ちも楽になりますし、理解してくれる人がいるというのは、本当に心強いものです。
仕事内容をより理解してもらえる同僚でも良いでしょうが、仕事に行きたくない原因が人間関係である場合、相手に知られてしまうのでは?という心配もあるかもしれません。
その場合家族や友人でもかまいませんから、まずは信頼できる人に話してみてください。
悩み解決へのヒントや答えが、早く見つかるかもしれませんよ。
生活リズムを整える
ストレスが溜まった状態が続くと、自律神経も崩れやすくなります。
十分な睡眠を取る事や朝ごはんを食べる事は、仕事を効率よく行うためにもとても重要です。
夜なかなか眠れない場合には、毎朝起きる時間を決めて日光を浴びる事も効果があります。
仕事終わりや休日に、楽しみを作る
単純かもしれませんが、仕事が終わったらご褒美が待っていると思うと、前向きになれる場合もあるでしょう。
趣味や好きなものに没頭する事でエネルギーが湧いてきたり、新しいものを買って身に着ける事でも、自分自身の意識を変える事ができたりします。
私もこの仕事が終わったら、大好きなあのお店のケーキを買おう!などと決めてから、仕事に取り組んでいます。
環境を変える判断も、ありだと考える
人間関係に悩んで身体も心も病気になった時、私は友人に
「もう会社のために、仕事をしなくていいんだよ」
と言われてハッとしました。
自分がこんなに傷ついてまで、この仕事を続ける事、この会社にいる事に意味があるのかと、ようやく気づかされたのです。
仕事を休む事や辞める事は、決して“甘え”や“逃げ”ではありません。
休職や退職をする事で、自分を見つめなおす機会になります。
転職や異動をする事は、自分に最も適した仕事が見つけられる可能性を持っているのです。
私はそれに気づいてからようやく、退職を決意する事ができました。
まとめ
- “仕事に行きたくない”朝が続くのは、心が疲れている証拠
- 思い切って休むことも大事
- 休む事で罪悪感の方が強くなる場合には、止めておく
- 仕事に行きたくない原因と、冷静に向き合ってみる
- 一人で抱え込まずに、信頼できる人に話してみる
- 仕事終わりや休日に、楽しみを作ってみる
- 環境の方を変えてみる
- 仕事を休む事や辞める事は“甘え”や“逃げ”ではない
朝起きて
「今日は仕事行きたくない…」
と感じる事は、誰にでもあるのかもしれません。
思い切って休んで心も身体も気分転換することで、効率よく仕事ができるようになる場合もあります。
しかしその状態が毎日続くのであれば、まずはその原因と向き合ってみましょう。
私はそれをしなかった事で、身体も心も病気になってからようやく
「自分はおかしかったんだ」
と気づく事になってしまいました。
手段は何でも良いのです。
誰かに話してみたり、何か楽しみを作ってみたりする事で原因が解決すれば、仕事にも前向きになれるでしょう。
休職や転職で周りの環境から変えてみる事もまた、解決手段の1つとなり得るのです。
大切なのは自分の気持ちに蓋をせずに向き合って、自分のために行動する事です。
たとえそれが誰かの目には“甘え”や“逃げ”に映ったとしても、自分のために行動できた事はきっと、本当の自分を見つけるための自信へと繋がっていく事でしょう。