あなたは仕事の帰り道に
「△◯に今日も怒鳴られた・・・もうあの人と仕事したくないよ・・・」
「あぁ・・・仕事辞めちゃおうかな・・・」
と思ったことはありますか?
上司と合わない、先輩と合わない。
でも、一緒に仕事をするのは避けられない。
仕事をしている方なら1度は経験したことがあるのではないでしょうか。
この記事ではそういった仕事の人間関係に疲れて辞めたいと思っているあなたに辞める前に試してほしいことをお伝えします。
会社員歴ウン10年の私は、人間関係に恵まれ楽しく仕事に行けていた時期もあれば、ウマが合わない人と仕事をしなければならず、もう仕事を辞めてしまいたいと思った時期もあります。
過去を振り返ってみると、結局、人間関係だけが理由で仕事を辞めたことはありません。
辞めなかったのは自分を取り巻く仕事の環境を冷静に振り返ったときの気づきがきっかけでした。
この記事で仕事を辞める前に試してほしいことを知ってあなたにとって良い選択をするきっかけを掴んでくださいね。
人間関係だけが理由で仕事をやめるのはありか?
時と場合によっては辞めるのもあり!
人間関係に疲れ、心やからだに大きなダメージを負ってしまっているならなおさらです。
ただ、もし、あなたの今の状態が以下の条件にいくつかあてはまるなら、仕事を辞める前に試してほしいことがあります。
- 仕事が好き
- これからもこの仕事で成長していきたい
- 給料に不満はない
- 人事制度に不満はない
- 業界に将来性がある
- 会社に将来性がある
- すべてが我慢ならないあの人以外に敵はいない
気持ちを前に向けていこう
あなたが人間関係だけが理由で仕事を辞めたいけれど
「負けへんで」
そういう気持ちを持てるエネルギーが少しでも残っていたら、あなたに参考にしてほしい私の経験をお話しします。
私の場合①
私はかつて、一緒に仕事をしなければいけないとても苦手な人が(ここでは仮にYと呼びます)職場にいましたが仕事を続けました。
仕事を辞めたいと思ったことも有りましたがよくよく考えると、その時の仕事を取り巻く状況は先ほど挙げた条件にいくつかあてはまっており、Yとの人間関係だけが辞めたい理由でした。
仕事は好きだし、成長もできる。
会社の制度に不満はないし、私の場合助けを求められる人がいました。
何より私はこう思ったのです。
「△◯に私の人生を変えられるなんて嫌だ」
「負けねぇからな」
こう思いながらYとの仕事を続け、なんとか完了させました。
だから、あなたが
「負けへんで」
とつぶやくエネルギーが少しでも残っているのなら。
誰もいない場所で
「負けへんでーーー!」
と大きな声で叫ぶエネルギーが少しでも残っているのなら、人間関係だけが原因で仕事を辞める前にもう少し頑張ってみませんか?
では仕事を辞めずに続けるには具体的には何をすればいいのでしょうか。
仕事を辞めずに続けるために試してほしいこと
相談できる人がいるなら周囲に助けを求めましょう。
自分の上司、同僚など、周囲で仕事をしている人に
「助けてください!」
と伝えましょう。
人間関係で疲れてしまい、仕事を辞めたくなっている人は何かと1人で抱え込みがちでこの一言を言うのは難しいかもしれません。
疲れているときは、誰も助けてくれないという錯覚に陥ったり1人でやり遂げなきゃという思い込みにとらわれたりとにかく視野が狭くなりがちです。
でも、あなたは1人ではありません。
周りにはあなたが助けを求められる誰かがいるはずです。
私のお話をします。
私の場合②
私には何かとウマが合い、話しやすいMという先輩がいました。
その先輩は、私がやっている仕事について詳しいわけではありませんでしたが私の面倒を見てくれました。
仕事中には私の愚痴に付き合い、仕事の後には幾度も飲みに誘ってくれ、度々おごってくれていました。
私は日々Yにすり減らされたエネルギーをMにチャージしてもらうというというサイクルを回してなんとか仕事を続けました。
Yとの仕事をやりきることができた要因の1つはMに助けを求めたことだったのです。
もう1つ、そのサイクルの中で私はあることをしました。
それが仕事をやり遂げるのに大事な役割を果たしました。
私がしたあることとは
苦手なあの人を頼ることでした。
私はある時、こう考えました。
- あの人は私に仕事を指示する立場なので、私と共に仕事をしている中で発生する問題があるならそれを解決して前に進める責任がある
- 私が抱えている問題はあの人の問題でもあるので私はあの人を頼っていいんだ
私は思い切って行動しました。
私の場合③
私はあるとき自分の知識不足で発生した問題を1人で抱えるのがバカバカしくなり
「きっと怒られるだろうな」
「嫌味を言われるだろうな」
と思いながらも、イヤイヤながらYを頼りました。
Yに話しかけるのはできるだけ避けたかったのがかつての自分でしたが、Mに元気をもらったおかげで視野が広がり
「Yに助けてもらえないかもしれないし、嫌がらせをされるかもしれない」
「でも何を言われてもいい。行こう」
こう腹をくくることができたのです。
私の話を聞いたYはなぜかすんなりと私を助けてくれ、Yが解決できない時には他の部署にいる有識者を紹介してくれることもありました。
人との関係性で疲れているとき、その原因は本当に様々ですのでひと括りで語れるものでは有りません。
私の場合、原因は自分の思い込みと視野の狭さでした。
特定の人間をイヤと思うあまり、話をすることすらストレスに感じて自分から壁を作り、仕事を進めにくくしていたのです。
でも、自分から壁を壊し
「助けてください!」
と、相手の懐に勇気を持って飛び込んでみたら思い込みも、壁も壊れ、疲れない人間関係を作ることができました。
こんな風に、今残っているそのエネルギーで苦手なあの人を頼ってみるのも1つの解決方法です。
まとめ
この記事では仕事の人間関係に疲れて辞めたいと思っているあなたに辞める前に試してほしいことをお伝えしました。
- 時と場合によっては人間関係だけが原因で仕事を辞めるのもあり
- 気持ちを前に向けられるなら試してみてほしいこととは
- 相談できる人がいるなら周囲に助けを求めてみる
- 苦手なあの人を頼ることは1つの解決方法
仕事をする上で人との関わりを避けて通るのは現実的ではないので、あなたの無理のない範囲でこのアプローチを試して、良い人間関係の構築にチャレンジしてみてくださいね。
私がこの記事でお伝えしたことを参考にあなたが楽しく仕事をするきっかけを掴んでいただければ私はとても嬉しいです。
以上、読んで頂きありがとうございました。